小砂(こいさご)焼 川井窯 川井焼 自然釉 焼き締め 登り窯 貝殻高台 幻の傑作壺 入手困難

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出品物 大きさ（約） 高さ26,5センチ 胴径26㎝ 傷はありません。 箱無し。

次の説明文は、「ともさんの焼き物・骨董紀行」（2010）から引用させてい

ただきました。

【小砂焼は、栃木県那珂川町小砂にて焼かれる陶器です。小砂で焼物が製造

された歴史は古く、平安時代の須恵器を焼成した窯跡が発見されています。

小砂焼は（天保元年）水戸第9代藩主徳川斉昭（なりあき）（烈公）が小砂に

陶土を発見し、水戸藩営製陶所の原料陶土として使われたのが興りと言われ

ており、その後、嘉永四年、「御用瀬戸」として開かれました。

一時は益子焼を凌ぐ勢いで、明治になって衰退しましたが、現在は窯元が復

活しています。

今は、土地の凝灰岩を使った小砂青磁の和洋食器を主とする国山窯、陶芸教

室も行っている市川窯、磁器の朱雀窯、益子で修行し、地元の土に拘りうわ

ぐすりを使用しない、日本古代の焼物を追求した川井窯が存在します】

本壺の窯出し直後に東日本大震災(2011年)が発生、窯は倒壊、今や川井焼は

幻の焼き物となってしまいました。

本壺にはＫＯＩＳＡＧＯの文字が刻まれ、圧倒的な迫力を感じる作品です。

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