管理番号 | 新品 :68406501 | 発売日 | 2024/12/31 | 定価 | 42,500円 | 型番 | 68406501 | ||
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銘機として今でも人気のあるマランツ 7をベースにした真空管式のMM型フォノイコライザーアンプです。マランツ 7は、1959年に発表され、オリジナルは現在でも高額で取引されています。このアンプの音質を決定付けているのが、フォノイコライザー部でマークレビンソン等の技術者達にも大きな影響を与えたようです。その音質を生み出す大きな要因が、部品配置と配線方法と言われ、今回はそれを実現しました。「集大成UZIKEアンプ」に掲載された氏家さん設計のアンプを参考にしています。以前もマランツ7の回路をベースに作製しましたが、部品配置と配線方法を再現した本機の方が間違いなく音質が良いと感じました。高い分解能と広がる奥行きのある再生音で、落札頂いた方々からも高い評価を頂いております。 裏面写真の左上がフォノ入力、右側が出力になります。真空管は12AX7を3本使用し、前段が左右チャンネル各1本、後段が1本になります。裏面写真の左2本(アースがあるRCAフォノ入力端子側)が前段の左右になります。真空管、および電源ケーブルは付きませんので別途ご用意ください。主な使用部品は、下記になります。 1.主な抵抗:Vishay製のオーディオ用途で有名なDALEの金属被膜RN60とNSシリーズの巻線抵抗2.カップリングコンデンサー:ASC社のX363フィルムコンデンサー (マランツ7の修理部品に使われる事もあるようです)3.RIAA部のコンデンサー:スチールコンデンサーと東信工業製のオーディオ用・銅箔PPSDフィルムコンデンサーをミックス 4.電源部:トロイダルトランスと、ヒーターは3端子レギュレータによる定電圧、B電源は音質改善としてMOS-FETによる安定化電源と左右前段分離に変更電源スイッチはLED付きの押しボタンスイッチです。 本体のケースサイズは幅:190mm、奥行:300mm、高さ:90mmになります。(従来より縦長とし幅を小さくしました)全面パネルは、ヘアライン仕上げになっています。 ケースの加工などは全て手作業ですので、仕上がりは趣味の範囲内で作成したものである事をご理解ください。 サンプル音として、レコードを再生した音が下記から確認できます。パソコン内蔵のサウンドボードで録音しWAVファイルにした音です。DAC経由、またはヘッドフォンで再生した方が本来の音により近いです。ただ、録音したものなので実際の再生音よりは音質は劣化しています。真空管は、Telefunkenを使用しています。 http://www.catv296.ne.jp/~green_field_sakura_saku/web/wav1/
もし、1ヶ月以内に不具合が発生した場合は無償で修理します。その他は、ノークレーム・ノーリターンでお願いします。宜しくお願いします。